会社独自のオリジナル休暇を作りたい
最近では、通常の年次有給休暇とは別に会社独自のオリジナル特別休暇を設ける企業が増えています。
東京労働局もオリジナルの特別休暇を推進する取り組みを行っています。
オリジナル特別休暇を設けることによって、社員に楽しみを与え、企業イメージアップが図れます。
例えばどんな特別休暇が存在しているでしょうか?
1.とってもユニークな特別休暇
企業で設けているオリジナルの特別休暇をいくつか挙げてみましょう。
① 誕生日休暇
会社からお誕生日プレゼントをもらえたらもっと嬉しいですね。
② アニバーサリー休暇(結婚記念日、恋人の誕生日など)
大切な人の誕生日には一緒に過ごしたいという人が多いのに、残業で一緒にお祝いもできないことも。
子育てで忙しい女性にとっては、結婚記念日に会社を休んでお昼間から夫とデートできることで、夫婦の絆も深まり、末永く幸せな家庭が継続できそうですね。
③ 試験勉強休暇
勉強をしたくてもなかなか1日集中してやることは難しく、夜にやろうと思っても仕事の疲れでとても手につかない人も多いのではないでしょうか。
試験直前ぐらいは勉強に集中して試験に備えたいですね。
④ イベント休暇
子供の参観日や運動会などの行事に取得する休暇です。
PTAの活動にも利用で来たらもっといいですね。
⑤ バーゲン休暇
この休暇、本当に設けている会社があるんです。
土日のバーゲンの混み具合は、戦争のような有様です。商品もぐちゃぐちゃで選ぶのもひと苦労です。
平日にゆっくりバーゲンに行き、素敵な洋服に巡り合え、その服を会社に着ていけば心も体もるんるん気分になれそうですね。
⑥ ペット休暇
家族の慶弔休暇はあるのに、家族同然のペットが亡くなった時に休暇が取れないなんと悲しすぎますし、とても仕事をする気持ちにはなればいですよね。
⑦ 失恋休暇
恋人とお別れした次の日はとにかく何もする気になれません。泣き腫らした目で会社に出勤して、どうしたのなんて聞かれたら拷問です。
1日お休みして気持ちを切り替えるための休暇として必要ですね。
男性からは女性が取れる「生理休暇」の代わりに、「2日酔い休暇」を設けてほしいという意見があるようです。
2.オリジナル特別休暇は有給?無給?
親族が亡くなった場合に利用できる慶弔休暇は有給としている会社が多いですが、その他の特別休暇については無給としているところがほとんどです。
それでは無給なら普通の欠勤と変わらず、何のメリットもないのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
なぜ特別休暇とするかというと、それは、給与や賞与の査定や、年次有給休暇や退職金の要件とする出勤率の算定に影響させないとするからです。
特別休暇は無給ではあるけれども、それらの算定の際には出勤としてみなして取り扱うこととなるのです。
オリジナルの特別休暇は社員にとってちょっと恥ずかしくて堂々と利用するには勇気がいるかもしれません。
1人が堂々と特別休暇を取得することにより段々と他の社員へ浸透し、当たり前になってくるのではないでしょうか。
特別休暇の取得は心をリフレッシュし、翌日からの活力のエネルギーになること間違いなしです!!