ショック!!懲戒解雇がバレて内定取り消し
記事投稿日:2016年6月7日
1.履歴書に書かないと罪になる
懲戒解雇されても履歴書に書かなければバレにくいのは事実です。
しかし、何らかのルートで前職で懲戒解雇されたことがバレた場合は、経歴詐称の罪となり、内定取り消しは致し方ないことです。
履歴書に書くのはとても勇気のいることですが、再就職後にバレた場合はまた懲戒解雇となる可能性もあります。
2.会社が前職に退職理由を確認することはあるの?
再就職先が前職に退職に至った経緯などを電話で確認することは、個人情報保護の理由から違法行為となります。
前職で懲戒解雇されたという噂を聞いて、真偽を前職に確認することもできません。
3.想定されるバレるルートは?
上記から沿っていくと、懲戒解雇はバレにくいのでは?と思われるでしょう。
しかし再就職先で退職理由がわかる方法があります。
① 離職票の提出を求められたとき
再就職先で離職票または喪失確認通知書の提出を求められた場合、それには退職理由が記載されているため、懲戒解雇はバレてしまうでしょう。
会社に入社する際の必要な書類として提出を求められた場合は、労働契約上それを拒否することはできません。
② 退職証明書の提出を求められたとき
ハローワークが発行する離職票とは違い、前職が発行する退職証明書があります。
会社によっては入社の際に提出必須書類と規定しているところもあります。
本人が解雇の理由について詳細を書いてほしくないと申し出てきた場合は、前職はその部分は省略しなければなりません。
懲戒解雇されても、本人の人柄、熱意により採用してくれる会社もあるはずです。
履歴書に書かず経歴詐称により入社して、後になって再度懲戒解雇になるリスクを考えると、初めにきちんと本当のことを伝えておくことが大切です。