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お役立ちコラム

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男女の枠を超えた!!男女雇用機会均等法

もうテレビでは全く違和感を感じなくなった、「オネエ」や「おかま」。

この言葉を使えなくなる日も近いかもしれません。

 

というのは、男女雇用機会均等法のセクハラの解釈が平成28年6月に改正され、LGBTによる差別もセクハラ対象となったからです。

平成29年1月施行となっていますので、LGBTについてまだよくわからないという方は、今のうちに理解を深めておきましょう。

 

1.LGBTって何?

LGBTとは性的少数者を限定的に表す言葉で、以下の頭文字を取って組み合わせたものです。

L・・・レズビアン(同性愛女性)

G・・・ゲイ(同性愛男性)

B・・・バイセクシュアル(両性愛者)

T・・・トランスジェンダー(身体の性と心の性が一致していない人)

欧米諸国で早くから使われていた言葉で、国連でも人権保護への取り組みが行われていました。日本でも2015年にLGBTを含めた全ての人々に対して差別ない社会にすることを宣言しました。

 

LGBTは日本に全人口の7.6%存在するという電通総研の調査結果が出ています。

意外と多いなと思われた方も少なくないと思います。

カミングアウトしていない方もたくさんいらっしゃるので、見た目では全くわかりません。

職場にはLGBTの人はいないと決めつけて、差別的な言葉を言わないように気をつけましょう。

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 2.どんな言葉が差別にあたるの?

身近にLGBTの人がいないと、差別的な言葉を気にしないで使っていることもあるでしょう。

国際的リサーチ会社のipsosの調査では、スペインやノルウェーで身近にLGBTの人がいると答えた人は約65%でした。それに対し日本は5%ととても少ない数字です。

これは、気軽にカミングアウトできないという社会の背景があり、国民の理解が進んでおらず、行政のサポートも少ないのが理由ともいえるでしょう。

しかし、渋谷区では男女の多様性を尊重する社会の条例を作って、同性愛者のカップルに証明書を発行したり、レインボープライド(性的少数者が、差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を目指した団体、およびイベント)が開催されています。

また大阪では淀川区がLGBT支援に力を入れています。

ますますLGBTへの差別をなくす取り組みは進んでいくと思われます。

欧米諸国では同性婚を認めている国がたくさんあり、日本も対応が求められているところです。

まず私たちがLGBTを理解し、差別をなくすことから始めていかなければなりません。

差別に当たる言葉としては

① 結婚をしていない人に対して「何で結婚しないの?」「もしかしてこっちじゃない?」などお決まりの手を頬に当てるしぐさをすること。

② 性的違和の方に対して「スカートを履いたら?」「男らしくしなさい」などと言うこと。

③ 「おネエ」っぽいと言ったり、「2丁目にいそうだよね」と言ったりすること。

 女装したりおネエのものまねをして笑いを取ったりすることもいけません。

④ 「おかま」「おなべ」「ホモ」と言うこと。

⑤ 「うちの会社にはLGBTはいないですか?」と確認したり、「LGBT」がわかったことで解雇にしたり、採用しないこと。

⑥ LGBTの人に対してエイズじゃないかと疑うこと

 

他にもたくさんありますが、LGBTの人は見た目ではわかりません。

会社にはいないという思い込みが偏見に繋がることもあります。

テレビではそれをネタにして笑いを取っているタレントさんもいますが、現実には悩んでいる人もたくさんいることを理解しておきましょう。

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3.会社で取り組むこと

LGBTの方は、男女別に使用するトイレ、着替えの場所で辛い思いをしています。

今後はLGBTの方でも気軽に利用できるように、社員の意識を変えていく必要があります。

大手企業で取り組んでいる事例をいくつか紹介します。

① 同性婚を認め、扶養手当、特別休暇などに対象とする規定を作る。

② 結婚祝い金を事実婚だけではなく、同性婚も支給対象とする。

③ 男女別に使用する施設(トイレ)などをストレスなく使用できるように社員にLGBTについての研修を行う。

 

他にもさまざまな取り組みがなされています。

消費者サービスとしてはLGBTの方も利用できる結婚式や保険加入なども提供されています。

福利厚生として、LGBTの方を特別扱いするのではなく、誰もがストレスなく平等に利用できるものにしていく必要があります。

男女雇用機会均等法のセクハラについての改正指針が施行されれば、今後LGBTによる差別を受けたことでの訴訟が増えてくる可能性が高いです。

まずは事業主様がLGBTへの理解を深め、社員への研修を実施し、相談窓口を設けるなどの取り組みをし、差別のないジェンダーフリーな会社にしていくようにしましょう。

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以前もコラムに書きましたが、15年以上前に勤めていた会社に、LGBTの方がいました。

ある日社長から、「Aさんについて理解をしてください」と1つのビデオを観るように渡されました。

何だろうと思いながら家で観ると、それは「性同一性障害」への理解についてのものでした。

(「性同一性障害」は2013年に「性別違和」という言葉に名称変更されています。)

これまでは少し違和感を感じながらAさんとは接していましたが、ビデオを観てからは違和感なく接するようになり、女子トイレで談笑したり、Aさんの趣味のドールハウス作りを教えてもらったりと、いつしか普通の女子の会話ができるようになりました。

とても女性らしいAさんに「あんな素敵な女性になりたいな」とさえ思うようになりました。

15年前の日本で、まだまだ理解がされていなかった時代に、しっかり社員教育をしてくださった社長にはとても感謝しています

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